【知れば時間を5分短縮!】問題を早く解く受験テクニックを紹介!

受験テクニック

はじめに

受験生にとって、あらかた勉強を1周し終えた後に来る最後の難関。

それは「時間」だと思います。

どんなに勉強しても、どんなに知識を蓄えていても時間が足らず最後まで解くことができなければ意味がなくなってしまいます。そんな時間内に解くという当たり前ながら難しいことに多くの受験生が苦しめられていると思います。

そんな中で、少しでも時間短縮できる受験テクニックがあれば知りたくないですか?

時間短縮できれば、時間内に解けている人でも見直しの時間ができ、それによって正答率が上がるかもしれません。

そんな良いこと尽くしの時間短縮受験テクニックについて、私自身が受験期に使った確実性のあるモノを紹介していきたいと思います!

法則系

受験テクニックにはいくつか種類があるのですが、

最初に紹介するものが法則系です。

簡単に説明すると、選択肢には法則があって、それを知っていれば問題文・本文を見なくても選択肢を絞れるというものです。

これは私が高校生の頃に、古文の先生から教えてもらったものなんですが、実際に使ってみてこの法則が外れることはなく、本番のセンター試験でも使うとができました!

ただ、最初に注意点として挙げておくと、これはセンター試験・共通テストだとほぼ100%ですが、私立大学の入試ですと、80%~90%と少し下がるので気をつけてください。

それでは、めっちゃ便利な法則系の受験テクニックを紹介していきます!

3:2の法則

まず最初に紹介する法則が「3:2の法則」と言われているモノです。

これはその名前の通り、選択肢が5つある時にそれを3と2に分けられる場合、

3の方を残し、2の方を無条件で削除できるという法則です!

これだけだとわかりにくいと思うので、具体例を古文で出したいと思います。

例えば、傍線部の古文の助動詞を全て当てる問題で、選択肢の最初の部分が
1、尊敬 2、使役、3、尊敬 4、尊敬 5、使役 となっている場合、
2つの使役の方は無条件でなくすことができ、3つの尊敬の方に答えがある。

というように、考えることができる法則のことです。

今回は分かりやすいように、古文の助動詞で示しましたがもちろんこれ以外でも使えます!古文の日本語訳や英語、現代文など選択肢が5つある問題に対しては何にでも使えるので、とても便利です!

例えば、古文の訳で「不可能の訳3つ、意志の訳2つ」の時や、現代文でも選択肢の最後の部分が「悲しい表現3つ、怒っている表現2つ」などです。ただ現代文では少しわかりづらいので、まずはわかりやすい古文から試してみるのがおすすめです!

1:2:2の法則

次に紹介する法則が、「1:2:2の法則」と呼ばれているモノです。

これは先程の「3:2の法則」と基本は同じで、選択肢が5つある時で、それを1つと2つと2つに分けられる時、1つのモノは無条件で削除できるというものです。

これも具体例を古文で示していくと、

例えば、傍線部の敬語の種類を全てあてる問題で、選択肢の最初がそれぞれ
1、尊敬語 2、謙譲語 3、尊敬語 4、丁寧語 5、謙譲語 となっている場合
1つしかない丁寧語はすぐに捨てることができ、残った尊敬語と謙譲語の中に答えがある。

といったものです。

これを聞いて、「1つしか削れないじゃん!」と思う人もいるかもしれません。けれど、入試の時間が限られている中で選択肢が1つだけでも消えるのは、めちゃくちゃ大きいことだし、選択肢の最初の段階で消せるから、消えた選択肢の後の部分から消去法で他も消せるのでめっちゃ便利なんです!

これの法則ももちろん、古文の敬語の種類だけでなく古文の助動詞、訳の問題、英語、現代文など選択肢が5つの問題なら何にでも使えます!

傾向系

今までは、法則系の受験テクニックを紹介してきました。

次は「傾向系」の受験テクニックを紹介していきたいと思っています。

これは、選択肢の傾向として、「こんな選択肢は間違いの傾向がある」や、逆に「困ったらこんな選択肢を選んだ方がいい」といったことがあるモノのことです。

これらも自分はよく使っていて、困ったとき、時間が足りなくて解ききれない時などにはとりあえずという形で選んでいました。正答率はそれなりに高いので、無駄にしないという意味ではめちゃくちゃ便利だし、選択肢を絞る際の手助けにもなります!

なので、これから「傾向系」に関する受験テクニックについて説明をしていきます!

極端な選択肢

まず選択肢にある傾向としては、「極端な選択肢は間違いの可能性大」というものです!

「極端な選択肢」というモノは2種類あります!

それが「全肯定or全否定の選択肢」「限定的な選択肢」

「全肯定or全否定の選択肢」の具体例としては、
選択肢の中に、allや「全て~である/でない」といったものが含まれる選択肢のことです。

「限定的な選択肢」の具体例は、
選択肢の中に、onlyや「~だけ」、「~のみ」などのような言葉が含まれる選択肢のことです。

これらの言葉が含まれている選択肢は間違っている可能性が高く、この選択肢を見つけたら「違うかな」と思っても大丈夫です。

何故なら先程のようなフレーズは引っ掛けなどで使われやすい言葉なので、その目的で使われていることが多いからです。

けれど、意地が悪い学校であると、引っ掛け問題のように思わせる引っ掛け問題があるのでそこには注意してほしいです。

困ったら4番

次に紹介する「傾向系」の受験テクニックは「困ったら4番」というものです!

受験生の皆さんは、「選択肢を比べても全くわからない」、「絞ったけどそこから絞り切れない」、「時間が無くて、この問題を考える暇がない」といった経験ありませんか?

このテクニックはその言葉通り、上のような手も足も出せない困った時には
とりあえず「4番を選ぶ」ようにしようというものです。

選択肢の4番は他の選択肢と比べて答えになっている確率が高いと言われているので、どうしようもない時はそれに頼るのも1つの手です。

また「本当に4番が確率高いの?」と疑念を抱く人もいると思います。確かに疑わしいことですが、実は私は塾のアルバイト中に、実際にバイトの先輩と2人でセンター試験の問題でどの選択肢が1番多いか数えて、大体の確率を計算したことがあるのです!

その時も実際に1番多かったのは4番の選択肢でした。ちなみに次に多かったのが2番です。

ただこれはあくまで確率なので、明らかに4番の選択肢が違う時は4番は消してください。これは「時間が無くて、問題に全く取り組めない」、「この問題でこれ以上考えてたら、次の問題が解けない」といった奥の手で使うようにしてください!

まとめ

今回の内容はどうでしたか?

受験には受験ならではのテクニックはたくさん存在しています。もしかしたら意図的に作っているのかもしれないし、たまたまそうなっているのかもしれません。

けれど、存在していて使えるモノならば使った方が絶対にお得です。その1つで入試で助けられ、受験合格に近づくこともあります。

なので、この記事を読んだ受験生は、ラッキーと思い、受験で活用しまくって合格を目指してください!

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