【簡単にわかる!】長文を解くための重要ポイントを紹介!

勉強法

はじめに

多くの受験生が悩ませれる問題が、長文問題だと思います。

英語にも国語にもある問題であり、数学や暗記科目のように決まった解き方がわかりにくい。

その上、問題の難しさだけでなく、時間も取られてしまうなど受験にとって、一番の難敵といっても過言ではないでしょう。

しかし」、そんな長文にも早く正確に解ける秘訣があるのです!

今回は、そんな長文を解くためのテクニックを紹介していきます!

科目ごとの解き方

受験に関して、長文は大きく分けて2つあります。

それは、国語英語です。

けれど、同じ長文問題だからといって、全部を同じように解き進めていては意味ないです。

問題形式は同じでも、科目は全く違うものです。

もちろん長文ならではの解き方もありますが、科目ならではの特徴を意識することで、より速く正確に解けるようになるのです。

なのでまずは、科目ごとの特徴に着目した長文問題の解き方やコツを紹介していきたいと思います!

国語ならではのポイント

長文における国語、特に現代文ならではの特徴は、「文章を読めることが前提である」という点です。

英語の場合は、まず文章自体が何て書いてあるのか、何を言っているのかといった部分を読む、読解していくことが求められています。

けれど、国語の場合は何が書いてあるのか、何を言っているのかは一目見ればわかります。何故なら、日本語で書かれているからです。

しかし、だからこそ国語の場合はさらにその先、書いてある文章は何を意味しているのか、筆者はこの文章で何を言いたいのか、などより深い問題を問われるのです。

そしてだからこそ、英語とは異なり、評論・小説といったジャンルの違いごとでも読み方を変えなければならなくなるし、その文章を分かりやすくする語彙力や変換・言い換え力が必要となっていくのです。

なので、国語を読み進めていく時のポイントは、「評論・小説ごとで読み方を変えて」いき、語彙力や経験を駆使し、「自分流に文を言い換えていくこと」です!

また、具体的な評論と小説の読み方などについては別記事を参照してください!

【10人に1人しか知らない】現代文を解く簡単に解く重要ポイント!

英語ならではのポイント

次に英語ならではのポイントは、「流し読み」をしていくことです!

「流し読み」といっても本当にサラッと読むのではなく、正確には、分かる単語や問題に関わる言葉、重要な言葉などのみを拾っていき、大まかな内容だけを掴む、推測していくということです。

これを聞いて、「絶対できない」や「無理だよ」と思う人がほとんどであると思います。

けれど、国語の方でも述べたように、英語の長文では「何て書いてあるか」を読み取ることが重要であり、そこまで深いことは聞かれません。

内容の基本的なレベル自体で言えば、東京大学や京都大学など超難関は除きますが、英語圏の小学生や高くても中学生が読むレベルのものであり、そんなに難しくできてはいないのです。

よくよく考えてみれば、それは当たり前のことです。国語は生まれてから十数年触れてきている言語です。けれど、英語は6年ほどしか触れていない言語であり、先程言った通り年数だけで見れば小学生です。

そんな2つを同じレベルで問題を出すわけがありません。

けれど、私達は実際の小学生とは異なり、経験やそこからくる「推測力」があります。

なので英語長文を解く際は、その利点を最大限活用して、「流し読み」で解き進めていくことが速く正確に解くコツになるのです!

全部に通じる解き方

これまでは、国語と英語、それぞれの科目の特徴の違いに着目して解説してきました。

一方で私は先程、「全部を同じように解き進めては意味がない」と言いました。

つまりこれは、「全部は同じではいけないが、同じようにした方がいい」ということを意味しています。

そこで次は、科目関係なく長文問題全てに通じる問題の解き方について解説していきたいと思います!

代名詞

長文において重要なポイントの1つ目が「代名詞」についてです!

代名詞は具体的には、国語ではそれ、あれ、これら等であり、英語では、it,that,this,theseなどがあります。

そして、何故これらが重要であるのかというと、代名詞は問題になりやすいからです。

そもそも代名詞はそのまま読むと先程の例のように「それ」や「あれ」であり、具体的に何を意味しているのか、表現しているのかわかりません。

だからこそ、その部分を問題として扱うことで、ちゃんと本文の内容を把握できているのか、筆者の意図を読み取れているのか試しているのです!

そのため、長文において代名詞は問題に扱われやすくなるのです。

けれど、長文における代名詞の把握の仕方を分かっていれば簡単です。

それは、代名詞が指すものは直前にあるということです。

けれど、これは当たり前のことで、文の最後に出てきた「それ」が文の最初に出てきた単語は指すことはないのです。なので、代名詞が指す範囲は前1文以内であり、2文以上前はありえません。

一方、注意してほしい点もあります。それは、代名詞が代名詞を指している場合です。この場合は2文以上の可能性があります。

つまり、
通常:「それ」=1文前の「単語」というような示し方になっている場合
注意:「それ」=1文前の「そのこと」=2文前の「単語」
といったように、代名詞の内容が代名詞のことがあり、その場合は2文以上前のこともあるです!

でも、だからこそ複雑な分より問題になりやすいという点もあるので、より着目してみても良いでしょう!

以上のように、長文におけるポイント1つ目は「代名詞」に着目するということです!

接続詞

2つ目の重要な点は「接続詞」についてです。

接続詞は例えば、国語ではしかし、つまり、何故なら等であり、英語では、but,and,becauseなどがあります。

そして何故これらが重要かというと、これらを知っておき、把握できると文の構造も把握できるからです!

例えば、「何故なら」があったら「これから理由を説明しているのか」や「しかし」があったら「逆のことを言おうとしているのか」など、細かい部分がわからなくても文の流れを汲むことができるようになるのです。

特に重要なのが「逆接」、「要約」、「理由・結果」です。この3つの働きを理解しているだけで、大きく点数に関わってきます!

また、接続詞を知っているだけで文自体の内容がわからなくても、流れは分かることができます。

つまり、今読んでいる分が何を言っているかよくわかんなくても、逆接で始まっているなら「前の内容とは逆のこと言っているんだ。」や、要約なら「前と同じこと言ってるから、前の方を見よう」などというようにして、把握していくことも可能なのです。

なので、長文において「接続詞」に着目して読み進めていくことは、問題を解くことはもちろん文の内容を把握する上でも大きな役割を果たすので、めちゃくちゃ重要なのです!

まとめ

今回は長文における重要なポイントについて解説してきました。

長文は受験にとって主要であるとともに、難しいものでもあります。

なので、科目ごとの特徴や長文ならではの特徴を掴んで、解き進めていくことが長文攻略の大きなカギになります。

この記事を参考にして、その攻略の第1歩を踏み出してほしいて思います!
受験に向けて、がんばってください!

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