はじめに
受験勉強をしていると、なかなか身に付かない・覚えられない所などはありませんか?
それは自分一人だけではなく、多くの受験生にも共通している部分でもあるのです!
けれど逆に言うと、その部分ができるようになれば、他の受験生と差をつけることができ、受験合格に近づくことにもなります!
そこで今回は、私が塾講師をしていて気づいた多くの受験生がミスをしてしまうポイントを紹介していきます!
今回で見られるミスの特徴
今回皆さんに消化したいと思う、受験生によく見られる間違い・ミスは「ケアレスミス」です。
ケアレスミスといえば、一番わかりやすい例で言うと、計算ミスなどですね。
このケアレスミスは、いつになっても、どの学年であっても中々無くならない印象があります。
特に受験生でかつ受験期後半になるとき、塾講師として受験生を教えていると、入試に対する緊張感が出てきたり、入試の難しい問題をちゃんと解かなければと思うあまり、余計簡単な問題で増えていってしまっている受験生も多くいます!
このケアレスミスを無くすためにも、受験生の皆さんは落ち着いて余裕を持つようにしていくことが1番大事になってきます!
特に1度ケアレスミスをしてしまうと、「もうこんな時期なのにこんな簡単なミスをしてしまった」というように自分を追い込んでしまい、より焦って余計ミスが多発してしまうという悪循環をよく見ます!
けれど、ケアレスミスは仕方がないものです。
わかっていない勉強不足から発生してしまうミスではなく、気持ちの問題・緊張感の問題によるミスです!
言い換えると、いくら勉強してもケアレスミスは起こりうるものなのです。
なので、ケアレスミスが出たとしても自分を追い込むのではなく、「これはケアレスミスだから、合っているようなもん」というように気楽に考えた方がいいです!
それが1番ケアレスミスを減らす方法でもあり、気持ちを保つ方法でもあります!
結構気持ちの持ちようは受験に大きく影響するので、余裕をもって臨みましょう!
ミス集
先程までで、受験生に多いミスの内の1つに「ケアレスミス」が多いと紹介しました!
けれど、ケアレスミスといっても様々な種類があります。
その中で、特にどんなミスが多いと思いますか?
ケアレスミスは、そのミスについて知っているだけでも、意識して気を付けられるようになり、自分のそのケアレスミスを減らすきっかけにもなるのです!
なので次には、受験生に多い「ケアレスミス」について紹介していきます!
もしかしたら当てはまっている人も多いのではないでしょうか?
英語 時制・3人称のsミス
1つ目の多いケアレスミスは「時制・3人称のsのミス」です!
具体的には、過去形にするのを忘れていたり、主語がheの時に、動詞にsを付け忘れるといったミスです!
これは入試の問題の傾向、特に共通テストの問題形式が全てマークシートであるため、英語を書くことが少なくなったことで多くなってしましました。
マークシートで書くことに慣れた結果、実際に英語を書く機会が少なくなってしまい、私立大学の入試問題などで英文を書く際に、過去形にすること、助動詞を付けること、sを付けることを忘れてしまうようになってしまったのです!
しかもこれは、英作文などの問題だけでなく、番号を書くのではなく実際に記述する並び替えの問題であっても、問題文で過去形にされているにもかかわらず、忘れてしまうというミスも多くなっています!
このようなミスはめちゃくちゃもったいないですし、特に並び替えなんかは書いてあるはずなのにミスしてしまうのは、もったいなさすぎます!
受験と言う大事な節目であるからこそ、そのような細かい所を見直してく必要があるのだと思います!
社会 記述問題
2つ目に多いミスが、「社会の問題の記述」です!
特にこのミスは、世界史よりも日本史の方で起きやすくなっています!
つまり、名前は分かるけれど、漢字を忘れてしまったというミスが多いです!
これも英語同様、受験の問題形式がマークシート形式に変わってしまったことで、漢字で答えることが少なくなったことに加え、それに伴い覚えた方が、赤シートで隠すというようになった結果です!
さらに、「大体の問題形式がマークシートだから大丈夫」といった油断、気持ちのスキができてしまうことによって起きてしまいます!
せっかく偉人の名前を言える、出来事の名前を言えるのに、それを漢字で書けない、ド忘れしてしまったという理由で落としてしまうのは、覚え損になってしまいます。
特に日本史の場合は、記述の時に似た名前や漢字の人物や出来事が多いため、漢字で答えることが求まられているのに、分からないからといって平仮名で書いてしまったら、おそらく△ももらえないでしょう。
また政治・経済であっても、法律名や条例名、システムや決まりの名前など多くの場面で、漢字が使用されています。そのため、日本史のようなミスが多く起こっています。
けれど、日本史や政治・経済の漢字を身に付けていることは、その科目内だけでなく国語や古文、漢文などでも役に立ちます。
だからこそ、社会科目の勉強も名前・音を覚えるだけでなく、ド忘れすることなく漢字で書けるようにしていった方が、ケアレスミスを無くすだけでなく、他の場面にも繋がるので意識するべきでしょう!
まとめ
受験生、特に追い込みの時期になると心に余裕ができなくなってしまい「ケアレスミス」が多くなってしまいます。
ケアレスミスは勉強の差というよりも、気持ちの差によって起こりやすくなってしまいます!
なので、受験期の時には、いつでも落ち着いて慌てず、+思考で物事を考えていくことが大事になってきます!
特に受験生は勉強に関しては全員ベストを尽くしています。
だからこそ、最後の気持ちの持ちようが受験合格に影響を与えるのです!
そして、その気持ちの持ちようを良くできるかは、「知っているかどうか」で変わってきます!
なのでこの記事を通して受験生のミスを知ることで、そこを意識してケアレスミスを減らせるように頑張っていきましょう!
応援しています!