【本当は損してる!?】受験勉強で使うべきマンガやアニメの活用法とおすすめ紹介!

教材

はじめに

受験生にとって、アニメや漫画、ラノベ等の娯楽は制限や禁止の対象になりやすく、見たりしないようにする人もたくさんいると思います。

けれど、そんなことをする必要はないです!それどころが、もしかしたら損をしているかもしれません!

作品によっては、それを見るだけで勉強になる可能性も十分にあります!
私自身も受験期よく見ていて、日本史や理科系はもちろんのこと、英語や現代文などでも役に立ったことが実際に多くあります!

なので、今回は受験勉強にも繋がるおすすめのアニメ・マンガ・ライトノベルを紹介していきたいと思います!

ちなみに少しネタバレ要素も含むかもなので、そこはご了承ください。

おすすめな理由

そもそも、何で受験期にアニメやマンガなどを見ることが良いのか。どのような利益があるのか疑問に思っている人もいると思います。

そこが払拭されないと、それらを見ることに対して罪悪感なども出てきてしまい、不安になってしまうのも確かだと思います。

けれど、そこには私自身も経験した、ちゃんとした理由があります。
そして、それは大きく分けて2つの理由があります!

なのでまずは、皆さんが自信や不安などなくアニメやマンガを勉強に取り入れられるように、その疑問に対する根拠・理由を説明していきます!

理由1

1つ目の理由が「楽しく勉強できる」からです。

アニメやマンガなどは皆さんご存知のとおり、どれも面白くて惹かれるものがほとんどであると思います。

だからこそ、受験期にはそれに没頭してしまって勉強時間が減ってしまう、勉強に集中できなくなってしまうから禁止や制限をしてしまうのだと思います。

でも、それだとモチベーションの記事で紹介したように楽しみを奪う形に思えてしまい、モチベーションの低下や集中しづらくなってしまうこともあります。

けれど逆に、アニメやマンガを見ることで勉強ができることは、自分の好きなモノをやりながら勉強ができることであるので、勉強への認識も変化して、勉強に対する抵抗も減ると思います。

その結果、勉強に取り組みやすくなり、受験勉強が捗る、そしてより成績に繋がると思います!

理由2

2つ目の理由が「定着しやすい」というところです!

アニメやマンガを使って勉強することは、普通に勉強することに比べて、格別に記憶や理解が定着しやすいです。

そもそも何でなかなか覚えられない、定着しないかというと勉強に対する抵抗があるからです。人は嫌なことなどは本能的に遠ざけてしまう生き物です。

けれど、逆に好きなモノに対してはめちゃくちゃオープンで簡単に覚えられるはずです。

皆さんもそんな経験が1度はあると思います。
アイドルの名前、洋服の種類・ブランド、好きなyoutuberやその動画の内容、それこそ好きなアニメやマンガのキャラクターなどはすぐに覚えられていると思います。

それと同じことをアニメやマンガを通して、勉強でも行おうということです!

じゃあ何でアイドルやブランドなどではなく、アニメやマンガなのかというと、活用できる作品が多く、科目、幅も広いからです!アイドルやブランドを理科や日本史では難しいですが、アニメなどではどの科目でも活用できる可能性を持っているのです!だからこそ、用いるべきなのです!

おすすめ作品紹介

それでは、具体的にどのような作品を見るのが良いのか。

多くの人が気になっていることだと思います。
その一方で「どうせこの作品でしょ?」と思っている人もいるかもしれません。

なので、今回は「はたらく細胞」や「もやしもん」、「文豪ストレイドッグス」といった勉強面での有名どころを避けたり、あったとしても別の視点も入れたりなど、ここの記事だからこその作品や視点を紹介していきたいと思います!

おすすめ1

出典:https://store.kadokawa.co.jp/shop/g/g301308000030/

まず1つ目におすすめする作品が「織田信奈の野望」です!

これはほぼ名前が示している通り、「信長の野望」という作品の織田信長を織田信奈という女性キャラに置き換えて、信長の歩みに沿って進む物語です。

ほとんどの人が察していると思いますが、これは日本史でめちゃくちゃ役に立ちました!

基本的には史実に沿っているため、日本史の、特に近世の流れがとてもよく理解できましたし、どのような出来事があったのか、この出来事はこういう内容なのかといったことも把握できました!

また、キャラクターが存在することで、その時の各人物の心情なども反映されているため、感情も入り込みより、歴史の事実を受けとめやすくなります。

さらには、名前が異なるのは織田信奈だけであり、他のキャラクターは性別などは変化していても、名前などはそのままなので、アニメやマンガを活用する弊害の1つとして、名前を間違えて覚えるといったこともないです!自分はよく銀魂を通して、間違えて覚えていたので、ここに助けられました(笑)

また他にも、歴史上の人物同士の絡みを通して、彼らの関係性や勢力の違い、位置関係なども簡単に把握できたので、繋がりなども容易に理解することができました!

特に近世にポイントを当てているのもおすすめな理由です。近世は授業では飛ばされ、自選でのみ行うという学校もあります。実際私もそうでした。そして、自選でも取っていなかったため完全に独学で勉強していたのですが、その時にこの作品のおかげで、近世の前半はすぐに理解できました!

そしてもちろん、キャラや話の進め方、内容などなど勉強面だけでなく、アニメ・ラノベとしても面白い作品のため、最後まで飽きずに読むことができるのもめちゃくちゃおすすめな理由です!

おすすめ2

出典:https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1516353266

2つ目におすすめする作品は「fateシリーズ」です!

この作品では、過去の偉人や神様が英雄という形で、日本・世界・時代問わずたくさん登場し、その数は100以上存在しています。またシリーズもたくさんあることも特徴の1つです。

まずこれは、分かりやすい通り歴史の勉強に役に立ちます。過去の偉人の名前はもちろんのこと、先程の「織田信奈の野望」同様、彼らの特徴、実際の出来事、その時代の特徴などについても細かく理解できますし、国・時代に限りがないので、より幅広く網羅できます。

特に「FGO」という作品では、変わった歴史を戻すため過去を巡る旅をするので、そのたびに本来の歴史の説明も入るので、よりスムーズに史実を把握できるとともに、比較しながら知ることができるので、より深く理解することができます。

他にも、偉人たちの技・スキルも、その人たちが行ったことや特徴が反映されているので、出来事とそれをやった人物をつなげて覚えることができるので、「これって誰がやったんだっけ?」ということが無くなります!

また偉人同士の関係性や繋がりなどに特化した物語なども多くあるため、「織田信奈の野望」よりもより広い関係性などについても楽しく把握することができます。

また、「fateシリーズ」は実際の偉人だけではなく、神話や伝説、物語の人物、有名どころだとアーサー王伝説や御伽草子、平家物語などからの登場人物も多くいるため、歴史的事実だけでなくその作品のことをよく知ることができたり、そこからの考え方・広がりも知ることができます!

さらに、神様も様々出てきます。そして現代文などでは神様の名前を使った言葉が出てくることがあります。その時にこの「fateシリーズ」に触れているだけで、漠然とであるがその考え方や言葉の意味についても予想して、現代文に取り組みやすくもなります!

このように「fateシリーズ」は一見歴史分野のみに活用できそうであるが、その他の分野、現代文や英語など、幅広く活用できるのでめちゃくちゃおすすめです!

しかも「fateシリーズ」自体もとても面白く、何回見ても飽きないほどであるので、その点でもおすすめです!何なら自分は、受験終わった今でも定期的に見てしまうほどです!

おすすめ3

出典:https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1589356247

次におすすめするのが「とあるシリーズ」です!

この作品自体有名なので知っている人も多いと思いますが、超ざっくりに説明るすると、科学と魔術、相反する2つが交差していく物語です。

この作品は、説明でもあるように科学的は話も多くあるので、その名の通り受験科目で言うと、理科関係の科目、特に物理や化学に関するものが多く、見ているだけで何となくそれらの原理などについて理解していけます!

特に、作者自身がめちゃくちゃ調べてから物語の設定などを書いているので、細かいところまで知っていくことができ、曖昧で終わらずしっかりと最後まで理解していくこともできるのです!

また、この作品は理科以外の科目でも役に立ちます!何故なら、この作品はルビと登場人物の名前が特徴的だからです。

登場人物の名前に関しては、例えば「操祈」と書いて「みさき」と読んだり、「秋沙」と書いて「あいさ」と読むなど、キャラクターの名前が特徴的という一面があります。

けれど、この名前の読みを通していくことで、漢字の読みに強くなっていくことはもちろんのこと、多くの種類の漢字が出てくるため、漢字自体にも強くなっていき、わからない漢字が出てきた時にも、諦めるのではなく、色々な可能性も考えられるになってきます。

また、ルビの特徴に関しては、例えば「一方通行」と書いて「アクセラレーター」と読んだり、「風紀委員」と書いて「ジャッジメント」、「自分だけの現実」と書いて「パーソナルリアリティー」と読むなど、これ以上にたくさんあります。

一見難しいようですが、基本的には英語の意味と繋がっています。例えば、「風紀委員」は悪いことを取り締まる人たちのことであり、「ジャッジメント」は判決や審判という意味があり、悪を裁くという意味では近い言葉である。

また、「一方通行」というのは作中能力の名前であり、能力はベクトル(向きと力)を操るものです、「アクセラレーター」の意味は加速という意味であり、近い言葉が使われています。

このように、特徴的なルビによってその名前・読み方と作中でのその言葉の意味を通して、英単語能力もかなりついてきますし、逆にあまり聞かない単語があって、この作品で聞いたことがあれば、そこから何となく意味を予想することもできます。

さらに、魔術の方の話では少しだけ歴史的や神話的な話も出てくることがあるので、世界史を取っている人には得になることもあるかもしれません。(自分は日本史選択だったので、断言はできないです(笑))

さらにさらに、この作品はある学校で実際にも定期テストの問題で使われたこともあり、それぐらい勉強面でも役に立つ一面があると言えるのです!

以上のように、この作品は理科系にとても強い一方、漢字や英単語などの細かい部分のカバーも1度にできるため、特に国立を目指している人には効率よくかつまとめてできるので時間の節約にもなり、めちゃくちゃおすすめです!

おすすめ4

出典:https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1516932992

最後におすすめするのが「物語シリーズ」です!

この作品も知っている人が多いと思いますが、これは西尾維新先生の作品で、吸血鬼の主人公が怪奇現象に悩まされている少女たちを助ける話です!

まずこれが役に立つのは「とあるシリーズ」と同じで漢字力がかなりつきます!それは、同じく名前が特徴的な人が多いからです!けれど、「物語シリーズ」の場合は読みが難しいというより、漢字自体難しいこともあり、また別の力をつけることができます!

例えば、「臥煙(がえん)」という名前のキャラクターがいたり、「死屍累(ししるい)」という言葉がでたり、「蛞蝓(なめくじ)」という感じが出てきたりなど、漢字そのものが難しいことが多いので漢字自体に強くなることができるのです。

また、「余接」と書いて「よつぎ」と読んだり、「泥舟」と書いて「でいしゅう」と読むなど、漢字自体は簡単でも読みが難しい場合も多くあり、1度に両方の力をつけることができるのも特徴です。

他にも、ルビが特徴的といったものも「物語シリーズ」にはいくつか登場します!

例えば、「例外の方が多い規則」と書いて、「アンリミテッド・ルールブック」と読ませるなど、「とあるシリーズ」に比べては少ないですけれど、なくはないのでここから同じく英単語の勉強にはなります!

そして、一番の特徴が「現代文で活用できる」ことがあるという点です!

多くの人はここで「現代文で活用できるってどういうこと?」や「意味が分からない」と思っているでしょう。それは当然の反応だと思います。
私自身も初めて活用できると知ったときは感動をおぼえたほどです!

では、具体的にどのように活用させるのか。それは、「物語シリーズ」の考え方やシチュエーションを反映できる点です。

「物語シリーズ」は内容自体は複雑で、聞き直したいと思う所もそれなりに出てきます。けれど、その難しい・複雑な表現や考え方が、小説や評論に出てくる内容と似ていることが度々あるのです。

つまり、評論や小説を解いていて、「あれ、この文が言ってるのって、物語シリーズのあのキャラクターの考えに似てる」や「この表現、物語シリーズのあの部分みたい」なことがあるのです。その結果、分かりにくい評論の考え方や内容、小説の表現やシーンの読解などがめちゃくちゃしやすくなるのです!

またこれを聞いて「そんなことない」、「嘘だ」と思う人がいると思います。
けれど、これは本当にそんなことはあります!しかもこれは「物語シリーズ」に限ったことはなく、小説であるなら、時々あることです!

そして特に、「物語シリーズ」、西尾維新先生の作品は複雑な設定などが多いため小説だけでなく、評論の方でも活用できるのが1番のおすすめポイントです!

だからこそ私は、おすすめのアニメ・漫画としてこの「物語シリーズ」を推します!

まとめ

今回はどうでしたでしょうか?

結構信じられないといった内容も多くあったのではと思います。
けれど、そう思うのもしょうがないと思います。

何故なら実際に体験した私自身も「アニメやマンガをこんなに、こんな場面で使えるのか!」と驚いているほどですし、今でも塾講師として教えている時に、「あれ、この部分あのマンガ/アニメみたい」という発見が尽きません。

なので、皆さんも嘘だと思って実践してみてください!やめられなくなると思います(笑)

また、今回紹介したのはあくまで一部なのでまた別の機会でもっと紹介していきたいと思います!

この記事を活用して、受験勉強頑張ってください!

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