【適当に買わない!】最小限の現代文教材の選び方とおすすめ紹介!

教材

はじめに

多くの受験生は教材選びに迷っていると思います。

特に現代文については、「この公式さえ覚えればとりあえず何とかなる!」や「この文法は絶対覚えて置いておこう!」などと言った明確な部分がないから、「とりあえず色々な問題を解こう」と教材を適当に色々買う人もいるかもしれません。

けれど、それはめちゃくちゃもったいないことなのです。
実はほとんどの人が気付いていないけれど、現代文にも教材を買う明確な基準があるのです。

そしてそれを知っていれば、現代文の教材もがむしゃらに買う必要なく、最小限で済ませることもできます。

なので、今回は多くの人が1度は悩む現代文教材の選び方とおすすめを紹介していきます!

現代文教材の考え方

そもそも皆さんは現代文の教材を選んだり、買う時には何を基準にしたり、どのようなことを求めて買うようにしていますか?

ここがはっきりしていないと、教材を買うこと自体が難しいのですが、現代文の厄介な所はこの部分がわかりにくいことです。

数学なら「確率が苦手だからそれに特化したやつを」や日本史なら「近世がわからないからその本を」などをできますが、現代文では難しいです。

だから、とりあえず問題を多く経験しようと有名な問題集を適当に買ってしまうのです。

けれど、現代文にも本当は必要なことがあり、それを買うだけで教材は事足りるのです。

なので最初は、私自身が使っていた教材を基に、現代文教材の考え方・ポイントを説明していきます!

使っていた教材

私が実際に使っていた教材は以下の通りです。

・学校配布の駿台の問題集
・河合塾「入試現代文へのアクセス 基本・発展」(自分で購入)
・田村のやさしく語る現代文(自分で購入)
・生きる漢字・語彙力(学校配布)
・現代文キーワード(学校配布)
・志望校及びセンター試験過去問(自分で購入)

基本的には、過去問を除くとほとんど学校配布の教材で勉強をしていき、実際に自分で買った教材は2種類3つだけです!

逆に言えばこれだけで国立受験には事足りるということです。

現代文教材のポイント

次に現代文教材のポイントや使い方について説明していきます!

現代文教材を選ぶ上で1番重要なのが「万に通ずる解き方を説明している参考書」です!

学校の授業などでは、作品ごとに問題や課題に取り組んでいくため、その解説などもその作品にしか通じない説明になっており、その授業でやった内容が他の作品などにも通じるといった解き方などは教えてくれないと思います。

だからこそ、まず現代文教材では問題集を買うより先に、どの問題にも通じる解き方を解説してくれている参考書を買うことが1番重要になってくるのです。

そして、それに取り組んだ後に問題集をやるのですが、問題集もそんなに買う必要はなく、1つか2つぐらいの問題集を何度も繰り返す方が大事です!

何故なら、問題集で意識することは「現代文に慣れること」ではなく、「解き方の確認・練習」だからです。参考書で学んだことを確認・練習するために問題集を使うようにした方がいいいです!

それに問題集を1度やっただけで完璧になることはほぼないです。英語の単語帳だって1周やっただけで他の単語帳に手をだしませんよね?現代文も同じです。すぐに次にいくのではなく、1つを何度も繰り返すことを意識しましょう!

おすすめ教材

ここまでで現代文の教材の考え方について説明してきました!

けれど、具体的にどのような教材がいいのか、何の教材がいいのかなどについてはまだわからない所が多くあると思います!

なので、次は私がおすすめする教材を理由や自分が使ってみての感想も踏まえて紹介していきたいと思います!

ぜひ参考にしてください!

おすすめ教材1

出典:https://item-shopping.c.yimg.jp/i/n/honyaclubbook_9784777213580

1つ目が河合塾出版の「入試現代文のアクセス」です!

この教材が有名なので知っている人も多いと思いますが、自分も使っていてとてもわかりやすくて、使いやすかったのでお勧めさせていただきました!

この教材のおすすめな所は、まず答える際に注目するポイントや着目の仕方が項目ごとに分かれていることです!そのため、ただがむしゃらに読んで答えるのではなく、論理的に筋道を立てて答えに導けるようになります!

また、問題文の後ろには問題ごとに解説や要約などがあると同時に、それも一般化してくれたり、他の問題で出てきた内容と結び付けてくれるので、一回で終わることなく連続性・関連性を持って進められるので、1個1個の内容も忘れずに続けられるのも良い所です!

また、発展以上になるとそれぞれの問題文に対して要約も用意されてあるので、それからどこに重要なことが書かれているのかといった共通点を見つけられたり、自分でも実際に要約をやってみることで頭だけでなく体でも重要ポイントを認識することができます!

自分が塾講師で教えていた子も、要約をやらせていたのですが、その結果成績も上がって、センター試験本番では、現代文は小説の語句問題の1ミスだけであり、ほとんど正解できていました!

また、用語の解説やあまり聞かない四字熟語・慣用句などの説明があるほか、それらの問題が出る大学に合わせて、記述・選択だけでなく、内容把握・穴埋め・慣用句選び・表現・比喩・抜き出しなどなど様々な問題形式もあり、色んなタイプを経験できるのも良いです!

おすすめ教材2

出典:https://item-shopping.c.yimg.jp/i/n/zerotwo_zo4896804236vr

2つ目が代々木ゼミナールの「田村のやさしく語る現代文」です!

これは教材選びのポイントで言った「解き方の参考書」にあたる教材です!

これも内容はやさしくとあるように、とても丁寧に解く際のポイントや見る場所、それぞれの表現の特徴やその意味などが詳しく書いていることに加え、内容自体に面白さもあるので、簡単に早く読めるようになり、時間がない受験生にはピッタリです!

さらには、1個1個の解くポイントについて、具体例やちょっとした問題などもあるのでめちゃくちゃわかりやすい上に、読むだけの一方通行ではないため、最後まで飽きずに続けられることもおすすめのポイントです!

簡単すぎるかもと思う人もいるかもしれません。けれど、ちゃんと1からどの問題にも通じる解き方を学ぶのはほとんどの人が初めてであると思うので、自分が現代文得意だといって、レベルが高いのを選ぶと逆に現代文が苦手に感じる人も多くいます!

なので初めての参考書のため、簡単なやつが一番適しています!また、この参考書自体も段階的に難しくなるようにできているので、つまずくということも少なく、自身を持ったまま進めることもできます!

また、参考書も1度やっただけで終わりではもったいないです。問題集を解くごとにこの参考書を見直したり、比較したりしながら、ちゃんと解き方が合っているかや逆に参考書通りにやったら導けるかなどを行うことで、より解き方が定着していき安定して点数が取れるようになります!

だから、1度読み、取り組んだら終わりではなく、問題集をやるごとに一緒にそばにおいて、確認しながら行うことでよりこの参考書の効果も発揮されるようになるので、常備することもポイントになります!

まとめ

今回は現代文の考え方とおすすめ教材を紹介させていただきましたが、いかがだったでしょうか?

現代文は自分の苦手な所が評論・小説といった大きな枠でしか見つけにくいため、本当にやるべきことに気付きにくく、教材選びも難しくなっているのです。

そのため、問題集や有名な参考書をとりあえず買って取り組むといった形になってしまうのです。
それだと、意味がなく、買った参考書や問題集の効果も得られません。

けれど、現代文において何を意識する必要があるのかを知るだけで、参考書や問題集の選び方、取り組み方が大きく変わります。

なので、受験生の皆さんはこの記事を参考にして、少ない教材で最大限の効果を得られるように頑張ってください!

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