はじめに
突然ですが、受験生の皆さんは英語教材をどのような基準で選んでいますか?
英語は文系理系どちらにもある科目であると同時に、グローバル化が進んでいる社会の中で特に重要視されている科目です。
そのため、英語に関する教材もたくさんあります。
受験生の多くはその数ある英語教材の中から何を選んだらいいのか悩む人も多くいると思います。
私自身も本屋に行ったときにたくさんあり、圧倒されたし、ネットで調べても色々な情報が出てくるため余計わからなくなってしまいました。
けれど、英語にとって重要なことを意識することで最小限で効率よ教材を選ぶことができました!
そこで同じような思いをしている受験生に向けて、今回は英語教材の考え方とおすすめを紹介していきたいと思います!
英語教材の考え方
そもそも数ある英語教材の中から、何を基準に選んだらいいのか。
文法重視?長文重視?苦手単元重視?単語・イディオム重視?
特に色々な分野がある英語では悩みどころだと思います。
なので、まずは自分が使っていた英語教材の紹介を通して、英語教材の考え方を紹介していきます!
使っていた英語教材
私が受験期に使っていた英語教材は以下の通りです!
・VINTAGE(学校配布)
・単語帳×2(ともに学校配布)
・問題集(学校配布)
・やっておきたい英語長文500(自分で購入)
・英語頻出問題総演習(自分で購入)
・志望校及びセンター試験過去問(自分で購入)
上に加えて、適宜1,2年の時に配布された教材も使用したりしてました。
けれど基本的にはこれだけで、英語も現代文同様に、過去問を除けば自分で買った教材は2つだけであり、他は全て学校から配布されたものを使用していました!
けれど、これだけあれば国立大学に現役合格ができるのです!
要は考え方と使い方次第で大きく変化してくるということです!
英語教材のポイント
英語教材のポイントの1つ目は「参考書及び単語帳は買う必要なし」ということです!
基本的にこの2つは、種類や会社は異なると思いますが、どこの学校でも配布してくれると思います。それなのにまた新しく買うのはもったいないです。
自分の周りにも、せっかく学校で単語帳をもらっていたのに「ネットで評判いいから」と別の単語帳を買っている人が多くいました。それが悪いとは言いませんが、私は買わずに国立現役合格できています。わざわざ買う必要性は全くなく、それなら別の教材にお金を回した方が有益です。
しかも、学校で配布される参考書及び単語帳はネットの人が評価しているモノではなく、英語の専門家且つ受験経験者である英語教師が選んでくれているモノなので、その効果や使いやすさに間違いはないです。その意見を無視することももったいないです。
そして2つ目のポイントは「文法問題・長文問題も1つで十分」です!
文法問題集は学校ではもらえない可能性もありますし、学校によっては問題集に直に書かせてしまう学校もあり、繰り返し使うのが難しい場合もあります。なので、1つは買った方がいいでしょう。
けれど、何冊も飼う必要はありません。先程述べたように、文法問題集は繰り返し使うものです。なので、1冊終わったからといってわざわざ新しいものを買う必要はなく、もう1度その問題集を繰り返すべきです。
また文法問題集を買う時には、1つ上のレベルを買っても良いと思います。
何故なら、平準レベルの教材はわざわざ買わなくても学校教材で補うことができるからです。なので、少し上の大学を目指している人は、わざとレベルが高いものを選んでも良いと思います!
長文も同じで、長文自体の学習・慣れるためには学校の教科書があります。その中の長文を品詞分解したり、訳しながら読んでいくということをするだけでも、英語力は十分身に付きます。
英語長文の問題集を買う目的は、長文に慣れることではなく、「英語長文の問題に慣れる」ことです。学校の教科書では長文に慣れても、問題はないので長文を通して問題を解くという作業には慣れることはできません。そのために、長文問題集を買うのです。
けれど、1冊あれば十分なので、わざわざ新しく何冊も買う必要なく、1度買った1冊を繰り返し取り組んでいくだけで十分な実力が身に付きます!
なので、文法も長文も問題集は1冊あれば十分なのです!
おすすめ英語教材
これまでは、英語教材の考え方を説明させてもらいました。
どうでしょうか?
とりあえずネット調べてとりあえず買うというよりも、全ては使い次第で変わってくるので、認識が重要というのが伝わっていると幸いです!
けれど、実際にどのような教材がいいのか?という疑問もあると思います。そこで、自分が使っていたおすすめの教材を紹介していきたいと思います!
正直この2つだけがあれば、大学合格に大きく近づけると思うので、ぜひ参考にしてください!
おすすめ1
出典:https://tutor-blog.com/yatteokitai-eigo-chobun/
1つ目の教材が河合出版の「やっておきたい英語長文」です!
この教材は色んなサイトやネットでも紹介されている有名なモノのため、知っている人も多いのではないかと思います。
けれど、私が思うこの教材の1番のおすすめポイントは「問題数が多い且つ色んなタイプの問題がある」という点です。
教材の考え方で述べたように、英語長文教材の重要な点・目的は長文に慣れることではなく、「長文の問題に慣れる」ことです。なので、長文自体の慣れは問題集がメインではありません。
その点に関して言うと、この「やっておきたい英語長文」は自分は500を使っていたのですが、まず問題数が20問と他の教材より多い印象がありますし、300の方はもっと多かったです。
一冊の教材で多くの問題を経験できるのは、たくさん買う必要がなくなるので、金銭的な面で考えても効率が良くお得な教材になっています。
さらに、この教材の長文の問題には、内容把握はもちろんのこと、日本語訳、「it」等を明らかにしながらの日本語訳、空欄補充、同意語選択、長文内との同じ用法選択、下線部言い換えetcetc、といったように様々な種類の問題も同時に経験することができます。
そのような形であると、英語長文教材の目的の「問題に慣れる」という点においても、どの教材よりも多くを経験できるため、めちゃくちゃお得で、おすすめな教材です。
おすすめ2
出典:https://www.yodobashi.com/product/100000009001048799/
2つ目は桐原書店の「即戦ゼミ3 大学入試英語頻出問題総演習」という参考書です!
恐らくですが、この教材の1つか2つ下のレベルの教材は、色々なサイトなどでも紹介されているのを私自身も目にしたことがあるため、そちらの方が有名かもしれませんが、私はこっちを推します!
何故なら、有名な方のレベルの教材は学校で配布される教材のレベルと大して変わらないからです。それなのにそっちを買ってしまうと、同じレベルの教材をたくさん持つことになるので、結構もったいなくなってしまいます。
なので有名な方よりも、特にGMARCH以上の少しレベルが高い大学を目指している受験生は、こちらを買った方が様々な知識が身に付くので、絶対こっちの方がいいと思います。
内容自体も何度も述べているよう、レベルが高いものになっているので、正直学校では習わなかったり、学校配布の教材では書いてない又は書いていても項目がなくおまけのような形で書かれていることも、書かれていることが多くあります。
これを聞いて余計な知識なんじゃと思うかもしれません。けれどレベルの高い大学を望む人は、余計でない方の知識の方をかなりの密度で詰めてきます。大学側も基本的なことも解いてきますが、落とすため・ふるいにかけるための問題として、難しい問題もいくつか用意しています。
だからこそ、このレベルの高い教材で、余分と思われる知識の部分で差をつけることが、受験合格への大きな一歩となるのです。
私自身も最初は「こんな文法事項出るの?」と思いながら使っていましたが、過去問に取り組むにあたって、思っていた以上にその文法事項が出題されていて、学校配布の教材には書いていなかったことであり、めちゃくちゃ助けられた記憶があります。
このように、英語文法はいくら知識を入れても無駄ということはありません。何なら、その無駄かもと思う部分で、合格の白黒が分けられる可能性もあります。
なので、参考書には1つ上の教材 「即戦ゼミ3 大学入試英語頻出問題総演習」を推します!
まとめ
今回は英語教材に関する考え方などを紹介してきました!
どうでしたでしょうか?
この話をする時、多くの学生が英語の教科書の存在や意味を分かっていない人が結構いることに自分は驚いてしまいました。学校の教材は全部専門家が選んでいるため、無駄なモノはないのです。
特に、学校の教科書なんかは、単元ごとに分かれているため、その単元が長文ではどんな形で使われているかを強調して教えてくれるのでめっちゃお得なのです。
このように、英語教材を考える上で、「英語は難しいもの」と考えてしまっているが故に多くの見落としが出てしまっています。
なので、この記事を通して、その見落としに気付いて、効率の良い英語教材の選び方・勉強をしてください!応援してます!
コメント